【Tリーグ】神奈川・石川佳純が来季の雪辱誓う「必ずリベンジしたい」

スポーツ報知
報告会で取材を受ける石川佳純

 卓球「Tリーグ」で17日のファイナルを制し、初代王者に輝いた男子の木下マイスター東京と女子で準優勝の木下アビエル神奈川が18日、都内でシーズン終了の報告会を行った。

 神奈川はレギュラーシーズン1位でファイナルに進出したが、同2位の日本生命レッドエルフに延長戦の末、惜敗した。エースの石川佳純(25)は第4試合のシングルスを制したものの「本当に悔しくて残念。自分がチームにしっかり貢献できなかったことが悔しい」と、第1試合のダブルスを落としたことを反省。「来年は必ずリベンジしたいと思いますし、必ず2点(勝)取って優勝したい」と雪辱を誓った。

 初代女王こそ逃したが、レギュラーシーズンは18勝3敗の勝ち点60をマーク。圧倒的な強さで首位を独走した。石川はその要因を「すごくいいチームだった。海外の選手も何人かいたんですけど、みんなすごく強いし、すごくいい子。チームワークも良く、勝った時も負けた時も頑張ろうとなれたので、勝ち点60取れたのかなと思います」と語った。

 Tリーグに参戦したことで、自身の成長とファンの熱も感じられた。「レベルの高い選手とたくさん試合をしたことで、すごくレベルアップにつながったと思いますし、日本でたくさんの方の前で試合を見てもらったことはすごくうれしかった。自分にとっての新しい経験になりました」。実りの多い5か月間だった。

 来季は五輪代表選考レースの渦中で行われる。それでも「日程的にはだんだん厳しくなってくるんですけど、でも出られる時は出て行くことが自分自身のレベルアップにつながったなと感じた。もちろんワールドツアー優先なんですけど、来季もその間で出られる試合は積極的に出たい」と、継続参戦に意欲を見せた。

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