明大・龍崎東寅が東京選手権2冠「張本選手や水谷選手に少しでも近付けるように」

スポーツ報知
東京選手権で単複2冠の明大・龍崎東寅(中央)

 卓球の東京選手権は24日、最終日が行われ、男子シングルスは龍崎東寅(20)=明大=が初優勝を飾った。決勝で池田忠功(リコー)を4―2で下した。

 同日に行われたダブルスでも遠藤竜馬(明大)と組んで優勝。男子の2種目制覇は2010年の張一博以来、9年ぶりの快挙だ。単複で1日7試合を戦う強行日程で勝ちきり「全試合苦しかったけど、そこで勝てて良かった。昔の自分ならダブルス優勝したら満足して、シングルスはすぐに負けていた。体はきつかったけど、そこを我慢して優勝できて、成長したと思います」と胸を張った。

 来季の目標は大学日本一と、全日本選手権での表彰台だ。「3年連続ランク(16強)なんですけど、まだメダルを取ったことがない。メダルを取って、少しでも張本選手や水谷選手に近付けるように頑張りたい」。エリートアカデミーの後輩の張本智和(15)や明大の先輩の水谷隼(29)=木下グループ=を目標に掲げ、奮起を誓った。

スポーツ

×