【Bリーグ】北海道が泥沼の11連敗

スポーツ報知
加入後最多の38得点と奮闘したミュレンズ((C)B.LEAGUE)

 ◆プロバスケットボールB1リーグ第29節 川崎92-77北海道(24日・川崎市とどろきアリーナ)

 レバンガ北海道は川崎に77―92で敗れ、11連敗となり、Bリーグ移行後のワースト記録を更新した。長いトンネルの出口が見つからない。第3クオーター途中まで食い下がるも、その後はCファジーカス・ニック(33)らに決められ、川崎に2戦連続90得点以上を献上。内海知秀HC(60)は「1対1の戦いで体を張って、オフザボールのところで簡単にボールを持たせないディフェンスをしなければ、失点は防げない」と大量失点を悔やんだ。

 ファジーカスらNBA経験選手3人を擁する川崎に対し、元NBA戦士の意地を見せたのは、今季途中から加入した212センチのCバイロン・ミュレンズ(30)。インサイドで豪快なプレーを連発、加入後最多の38得点、10リバウンドのダブルダブルを記録。「外からのシュートが決まっていなかったので、積極的にアタックしようと思った。今は厳しい状況だが、個々が強いマインドとプライドを持って戦わなくてはいけない」と力を込めた。

 B1全18チーム中、最下位に低迷。次戦(27日、北海きたえーる)のA東京戦に負ければ、JBL時代の2012~13年に記録したチームワースト12連敗に並ぶ。今節から先発し、この日は3点シュートを3本決め9得点と奮闘した特別指定選手のSG中野司(22)は「自分の役目はチームに変化をもたらすこと。得点で貢献したい」と連敗阻止に闘志を見せた。

 

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