京口紘人、8回TKOで初防衛! ロマゴンの弟分を粉砕

スポーツ報知
カルロス・ブイトラゴにTKO勝ちした京口紘人

◆プロボクシング・トリプル世界戦 ▽IBF世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ○京口紘人(8回2分28秒TKO)同級3位カルロス・ブイトラゴ●(31日、東京・大田区体育館)

 IBF世界ミニマム級王者の京口紘人(24)=ワタナベ=が、同級3位のカルロス・ブイトラゴ(26)=ニカラグア=の挑戦を8回2分28秒TKOで退け、初防衛に成功した。1回から左ボディーを軸に多彩なコンビネーションで挑戦者を圧倒し、8回終盤にコーナーに詰めてラッシュをかけたところでレフェリーが試合を止めた。京口の戦績は9戦全勝(7KO)。元4階級制覇のローマン・ゴンサレスの「弟分」と呼ばれるブイトラゴは30勝(17KO)3敗1分け1無効試合。

 京口は17年7月のデビューから1年3か月、日本最速で世界王座を奪取。世界王者として初めて臨んだ大みそかのリングをTKO勝ちで締めた。

 京口「ずっとKOを逃していて、KOで勝ちたかった。(挑戦者は)なかなか老かいでキャリアがあったが、目が腫れたところにジャブをついて、最後は3つ、4つ、5つでまとめられた。(挑戦者は)ベルトを取りにくる気持ちが強くて、一発で心が折れなかった。2017年は年男で厄年だったけど、いい年だった。世界チャンピオンとして戻ってこられて良かった」

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