田口、京口がダブル世界戦! 田口は日本人初の統一王座防衛戦へ

スポーツ報知
5月20日のボクシングダブル世界タイトルマッチを発表したWBA・IBF世界ライトフライ級統一王者田口良一(左)とIBF世界ミニマム王者京口紘人

◆プロボクシング▽WBA・IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 田口良一―ヘッキー・ブトラー ▽IBF世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 京口紘人―未定(5月20日、東京・大田区総合体育館)

 プロボクシングのワタナベジムは4日に都内で会見を開き、所属するWBA・IBF世界ライトフライ級統一王者・田口良一(31)とIBF世界ミニマム級王者・京口紘人(24)が、5月20日にダブル世界戦を行うと発表した。田口の相手はIBF同級6位ヘッキー・ブトラー(29)=南アフリカ=で、WBAは8度目、IBFは初防衛戦となり、2つのベルトを懸けるのは日本人初。相手が未定の京口は2度目の防衛戦となる。

 田口は昨年大みそかにWBA王座7度目の防衛を果たすとともにIBF王座も奪い、日本人3人目の複数団体統一王者に。IBFから対戦を指令されたブトラーとWBAのベルトも懸けて戦う。「(日本人)史上初ということにうれしさを感じている。リスクがあるけど評価も上がる。勝って何としても8度目の防衛をしたい」と気合を入れた。

 京口は昨年7月に国内最速のデビュー1年3か月で王座を奪取すると、大みそかに初防衛。相手は調整中だが「強い選手とやりたいと伝えている。早く試合がしたい」と力を込めた。

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