山中竜也、V2戦前日計量を一発パス 当日の会場入りは自転車の庶民派王者

スポーツ報知
前日計量を終えて記念撮影する王者・山中(右)と挑戦者・サルダール

◆プロボクシング WBO世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・山中竜也―同級3位・ビック・サルダール(13日・神戸市立中央体育館)※山中は2度目の防衛戦

 前日計量が12日、神戸市内で行われ、V2戦に臨む山中竜也(23)=真正=は47・5キロ、挑戦者のビック・サルダール(27)=フィリピン=は47・4キロで共に一発パスした。

 オフに最大62キロまで増えた体重を約15キロ落とした王者は「これで試合ができるというだけ。これから母が作ってくれる鍋料理を食べる。6キロほど戻して試合に臨みたい」と笑顔。試合当日について「会場入り? 自転車ですよ。自宅から近いので」と庶民派王者は平常心で決戦の舞台に入る。

 山中は昨年8月、前王者・福原辰弥(本田フィットネス)に判定勝ちし、世界王座初奪取。8回終了TKO勝ちで初防衛を果たした3月のモイセス・カジェロス(メキシコ)戦に続き、連続防衛を目指す。

スポーツ

×