山根明会長、テレ朝に初めて姿見せて登場…奈良判定「ボクシングを知らなすぎる証拠」

スポーツ報知
山根会長

 助成金の不正流用や審判員の不正判定疑惑が浮上している日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が3日放送のテレビ朝日系「グッド!モーニング」(月~金曜・前4時55分)で一連の問題発覚後、初めて姿を見せてインタビューを受けた。

 山根会長はテレビ朝日の取材を受けたもので奈良県の選手が優位な判定となる「奈良判定」の疑惑に「奈良判定いうのはジェラシーですよ。奈良判定とか、しょうもないこと言っているのは、ボクシングを知らなすぎる証拠なんですね」と明言し「ダウン2回したからって相手側の勝ちやって。ボクシングを知らなすぎる。ボクはアマチュアボクシングのプロのプロの人間ですよ。なんぼ勉強しても未だにどっちが勝ったんか思う試合があります。それを、そこら3年や4年や出てきた男が解説したんわとんでもない話なんですね」と反論した。

 ただ、告発状で指摘された助成金の流用問題は事実と認め「ボクはそれが一人の選手に行くよりも3人が選手に80万円でも当たったら幸せではないかなという思いでしたもんですから。ボクはそれがルール違反だと知らなかった。山根明がちゃんとしました。指示をしました。誰でもありません」と明かした。

 この問題は16年リオ五輪男子代表の成松大介(自衛隊)が15年度に日本スポーツ振興センター(JSC)から交付された助成金240万円について、3等分して助成対象外の別の2選手に80万円ずつ渡した。その後、成松へ160万円を返金したが、この金銭について「息子がロレックスの時計を買ってもらったやつを売りました。160万円は持ってませんから、息子から大事な高い高級品を売らんとしゃぁないから売りました」と明かしていた。

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