山根会長、成松大介選手の助成金流用疑惑に「成松選手の顔にだまされた。仮面かぶってる」

スポーツ報知
山根明会長

 助成金の不正流用や審判員の不正判定疑惑が浮上している日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が3日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)に生出演した。

 MCの加藤浩次(49)からグローブ独占販売疑惑について山根会長は釈明したが「グローブの件を言っているのは、近大の暴力をふるって連盟から除名処分を受けた人間が盛んにそれを事件にしようと思ってネットでいっぱい書いてます」などと批判した。

 また、告発状で指摘された16年リオ五輪男子代表の成松大介(自衛隊)が15年度に日本スポーツ振興センター(JSC)から交付された助成金240万円について、3等分して助成対象外の別の2選手に80万円ずつ渡した。その後、成松へ160万円を返金した問題に「当時の成松選手はね、あの顔にだまされましたよ。おとなしい顔しているけど、すましているけど、やっていることは仮面をかぶってますね。ボクは選手の批判はしません。その当時、選手が喜んで3等分した人間がそれを山根明が指示したとか、自分がやりたくなかったんやけど、怖いからやったとか、そんな怖い話は一切していません」と反論した。

 その上で流用したとの指摘に「流用ではありません。強化選手に出るもんやさかい、強化選手で3等分してもいいんやろっていう軽い気持ちでしました」とし「間違いやったということが分かりましたから、息子から買ってもらった時計を売って160万円を成松選手に送りました」と説明していた。

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