山根明会長が独白「腹切って死ぬ」不正に関係していた場合は…

2018年8月5日6時0分  スポーツ報知
  • 自宅近くの理髪店の前で取材に応じる日本ボクシング連盟の山根会長(カメラ・田村 龍一)
  • 山根会長TVでの発言

 不正疑惑の渦中にある日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が4日、大阪市内でスポーツ報知などの取材に応じた。自身が不正に関係していた場合は「腹切って死ぬ」と断言。当初は大阪で行うとしていた記者会見も「しない」と方向転換した。告発状を提出した「日本ボクシングを再興する会」の賛同者が増加していることも判明。山根会長が3日に相次いでメディア出演し、不可解な釈明を続けたことが逆効果になり、同会に賛同する都道府県連盟の数が過半数を超える見込みだ。

 住宅街に山根会長の怒号が響きわたった。詰めかけた報道陣に、大阪市内の自宅近くで初めて対応。「日本ボクシングを再興する会」からの告発状を受け取った日本オリンピック委員会(JOC)などから、第三者委員会の設置を義務づけられたことを問われると「ちゃんとしますよ。(弁護士の日本連盟)吉森専務理事が。僕は法的なことは知りませんから」と話した。だが途中から語気を強め「JOCにしろ、内閣府にしろ、文科省にしろ…そういう部類のもの(不正)に関係しているとしたら、僕はJOCに行って腹切って死ぬ」と言い出した。

 過去の暴力団関係者との付き合いについては、開き直った様子で「競技団体によっては、そういう付き合いがある団体がある。反社会的な人間と組んで悪いことをしているなら別だが、僕には何の前科もないし、きれいなもの。たいがいの人間は隠すが、僕ははっきり言っている」。報道陣を「それに関して、どうこう言うことは世間一般が決めること」とけん制し、辞任に関しては「ありません!」と声を張り上げた。

 告発時点で333人からなる「―再興する会」に対しても「前科者がそろっている組織。そういう組織を(日本ボクシング)連盟は認めていない」と実名を挙げて反発。「―再興する会」が多数の支持を得ていることについては「3000人集まろうが、10万人集まろうが関係ない。クズやアリの集まりを相手にしていない。自信がある」とまで言い切った。今回の騒動が起こった当初は、大阪で会見を開くことを表明していたが「会見はしない。生放送(の出演依頼)を受けたから」とした。

 この日はオフの時間を利用して自宅近くで散髪。スッキリした表情で理髪店を後にしたが、疑惑解明に関しては何らスッキリしていない。(田村 龍一)

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