元世界4階級王者・ロマゴンが再起戦で復活勝利! フエンテスは比嘉大吾戦から連敗

スポーツ報知
ローマン・ゴンサレス

◆プロボクシング ▽スーパーフライ級(52・1キロ以下)10回戦 〇ローマン・ゴンサレス―モイセス・フエンテス●(15日、米ネバダ州ラスベガス、T―モバイル・アリーナ)

 元世界4階級王者ローマン・ゴンサレス(31)=帝拳、ニカラグア=が、1年ぶりの再起戦を勝利で飾った。元世界2階級制覇王者モイセス・フエンテス(30)=メキシコ=に5回1分44秒TKO勝ち。昨年9月にWBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に連敗して以来の試合だった。ゴンサレスの戦績は47勝(39KO)2敗、フエンテスは25勝(14KO)6敗1分け。

 再起に臨んだロマゴンは初回から手数で圧倒。2回には左アッパーで相手の右まぶたをカットし、フエンテスの額が赤く染まった。勝負が決したのは5回。コーナーに追いつめると、左、右とフックで顎を左右に揺らしてダウン。大の字に倒れた相手を横目に勝ち名乗りを受けた。

 ロマゴンは昨年9月の軽量級の強豪を集めた興行「SUPER FLY」でシーサケットに連敗。フエンテスは2月にWBC世界フライ級王者だった比嘉大吾に挑戦し、1回2分32秒KO負けして以来の再起戦だった。

 同日同会場でのメインイベントでは、WBA・WBC世界ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36)=カザフスタン=と元世界2階級王者の挑戦者サウス・アルバレス(28)=メキシコ=のビッグマッチが行われる。

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