ミドル級頂上決戦制したカネロとの試合は…村田諒太「現実的に考えたらまだかな。険しい道のりになる」

2018年9月16日15時12分  スポーツ報知
  • WOWOWで収録を終え、取材に応じる村田諒太

 ◆プロボクシング▽WBA・WBC世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇サウル・アルバレス(判定)ゲンナジー・ゴロフキン●(15日、米ネバダ州ラスベガス、T―モバイル・アリーナ)

 元世界2階級王者の挑戦者サウル“カネロ”アルバレス(28)=メキシコ=が、因縁の再戦を制した。WBA・WBC世界ミドル級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36)=カザフスタン=に2―0の判定勝ち。両者は昨年9月の対戦で三者三様の引き分けとなって議論を呼び、今年5月に再戦予定だったが、アルバレスのドーピング違反で試合中止となっていた。アルバレスの戦績は50勝(34KO)1敗2分、ゴロフキンは38勝(34KO)1敗1分。ゴロフキンはWBA21度目、WBC9度目の防衛に失敗。

 試合を中継したWOWOWでゲスト解説を務めた同級のWBA正規王者・村田諒太(32)=帝拳=は、試合後に都内で取材に応じた。カネロが前に出て序盤に主導権を握る流れに「カネロが本当に考えて戦っていた。この展開は予想してなかったけど、カネロが勝つのは驚くべき結果ではない。今日はどっちに転んでもいい判定だった」と分析。ジャッジ2者が115―113でカネロ、1者がドローの判定には「12ラウンドはゴロフキンが絶対に取ったと思うけど(ジャッジ)2人がカネロにつけた。見方がいろいろあるんだなと思いました」と語った。

 10月20日に2度目の防衛戦に臨む村田は、この試合の勝者との対戦を希望していた。ゴロフキンなら来年にも対戦する可能性が高かったが、カネロ勝利で不透明に。カネロ戦の実現には「やるならもっと米国でアピールしないといけない。現実的に考えたらまだかなという気がします。2段階、3段階ステップを踏まないと、カネロは出てこないし、たどり着けない」と冷静に自己評価。「日本に呼ぶのも難しいし、スーパースター過ぎる。険しい道のりになる」と話した。

 今後は目の前のことに集中し、ジムワークに励む。「まだ自分は試合があるので、そこ(V2戦以降)に固執することはない。あのステージでやるなら証明しないといけないものがある。しっかり練習する。僕にできることはそれだけ」と次戦を見据えた。

 ゴロフキン―カネロ戦は、17日午後9時からWOWOWライブで放送される。

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