元Lフライ級2団体統一王者・田口良一「リベンジ」へ現役続行…年内再戦を計画

スポーツ報知
現役続行を表明した田口(左は渡辺会長、右は梅津トレーナー)

 元WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者・田口良一(31)=ワタナベ=が20日、都内の所属ジムで会見し、現役続行を表明した。5月20日に日本人初となる2つのベルトを懸けた統一王座防衛戦に臨んだが、ヘッキー・ブドラー(30)=南アフリカ=に0―3の判定負けで約3年5か月守った王座から陥落。陣営は年内のダイレクトリマッチ(直接の再戦)開催を目指す。

 田口は一度引退を決意し、両親ら周囲にも意思を伝えたが、時間がたつにつれ「不完全燃焼。リベンジしたい」。6月中旬に練習を始め、再起を決意した。ブドラーは7月にIBF王座を返上し、WBAスーパー王座のみを保持。渡辺均会長(68)は「王座奪回すれば、フライ級でやってもいい」と、24日のWBO世界同級王者・木村翔(29)=青木=と田中恒成(23)=畑中=の勝者との対戦も視野に入れた。

 今後は元日本フェザー級王者・梅津宏治氏がメイントレーナーを担当。田口は「全てを本気でボクシングに懸けたい」と語った。

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