元WBC王者の長谷川穂積氏 井上尚弥の一撃勝利を「ただただ強かった」

スポーツ報知
1回、パヤノにKO勝ちの井上尚弥(カメラ・森田 俊弥) 

◆プロボクシング世界戦 WBA世界バンタム級タイトルマッチ ○王者・井上尚弥―同級4位フアンカルロス・パヤノ●(7日、神奈川・横浜アリーナ)

 WBA世界バンタム級王者の井上尚弥(25)=大橋=の初防衛戦を中継したフジテレビの解説を務めた元WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積氏(37)が、一撃KO勝利を飾った井上を「ただただ強かった。それ以外に言葉を探すのが難しいです」と舌を巻いた。

 井上は世界最強決定トーナメント、WBSSの初戦を突破。次戦はIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(フ゜エルトリコ)―IBF同級3位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)の勝者との対戦となる。時期と開催地は来年3月、米国が有力で、長谷川氏は「次の試合が楽しみ。海外でこの力が同じように出せるかがキーポイントになる」と分析した。

 試合の予想としては「こんなに早く終わると思ってなかった。3ラウンドと予想していたので。(元スーパー王者のパヤノには)もう一回立って欲しかった」と注文したが、仰向けに倒れた場面を思い返し「あれは失神ですわ。足バタバタなってましたし」と苦笑した。

スポーツ

×