カシアス内藤Jr.接戦制してV2も反省「ディフェンスが雑になった」

スポーツ報知

◆プロボクシング ▽東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ12回戦 ○内藤律樹(判定2―1)永田大士●=内藤は2度目の防衛=(11日、東京・後楽園ホール)

 元日本スーパーフェザー級王者で、東洋太平洋スーパーライト級王者の内藤律樹(27)=E&Jカシアス=が、2度目の防衛に成功した。初のタイトル挑戦となった同級14位・永田大士(28)=三迫=に2―1の判定勝ち。元東洋・日本ミドル級王者の父・カシアス内藤会長(69)も手にしたベルトを接戦で死守した。内藤の戦績は21勝(7KO)2敗、永田は11勝(5KO)2敗1分け。

 引退覚悟で臨んだ一戦で辛勝した。好戦的な相手だったが、「スピードも、パンチ力もなくて余裕だと思った。それでディフェンスが雑になった」と油断し、ペースを握られ、10回は左ストレートをもらってダウンを喫した。終盤に猛反撃で打ち合い、なんとか判定に持ち込んだ。格下だったため「負けたら引退しようと考えていた。オヤジが主体にした打たれずに打つのとは違う」とV2成功にも反省しきりだった。

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