村田諒太 3度目のラスベガス興行へ出発 チャンピオンベルト持参に「パッキングするのが難しかった」

スポーツ報知
2度目の防衛戦を行う米ラスベガスへ出発した村田諒太

◆プロボクシング ▽WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・村田諒太―同級3位ロブ・ブラント(20日、米ネバダ州ラスベガス・パークシアター)

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が13日、米ラスベガスで行われる同級3位ロブ・ブラント(28)=米国=との2度目の防衛戦に向けて出発した。2015、16年に10回戦を行って以来のラスベガス興行。王者として乗り込む本場に「(チャンピオンベルトを)パッキングするのが難しかった。スペースを作るのがね」とおどけて見せた。手荷物ではなく預けるバッグにしまったという。

 現地での食事については「日本食レストランも知っているし、その日、その日に食べたいものを。そんなに気にしない」と同地で合宿も経験し、心配ご無用だ。海外の試合では計量後の回復メニューとして、ルーチン通りの食事を持参する選手も多いが、それもしない。減量はこの日の朝の時点で残り2・5キロと順調で「(アマチュア時代に行った)アゼルバイジャンとかに比べたら、気にすることはない。あの時はマトンばっかり食べていた。あっちで切羽詰まって落とさないといけない状態じゃない。さっきも水を飲んだし、機内でも水を飲む」と順調なようだ。

 この日は練習もせず、風呂で汗をかいた程度。「あとは疲れを抜いて、時差調整をするだけ。今更走ってスタミナがつくわけじゃない。ジタバタせずに調整ですね」。落ち着いた口調に自信を漂わせた。

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