ボクシング仲田三姉妹、夢は「五輪金メダル」

2019年1月1日7時0分  スポーツ報知
  • 昨年末のボクシング全日本女子選手権でメダルを獲得した(左から)仲田幸希七、輪幸、幸都子の“甲州三姉妹”

 女子ボクシングの“甲州三姉妹”こと、甲府市出身の仲田幸都子(さとこ、22)=平成国際大4年=、輪幸(りさ、20)=平成国際大3年=、幸希七(さきな、16)=甲府昭和高1年=が、昨年末に長崎で行われた全日本女子選手権に出場。シニア・ライトフライ(LF)級(45~48キロ)で幸都子が初優勝、輪幸が準優勝した。ジュニア・フライ級(48~51キロ)でも初出場の幸希七が準優勝と全員が表彰台に上がる活躍を見せた。

 平成最後の全日本で、7人きょうだいの大家族、仲田家の三姉妹が輝きを放った。13人が出場したシニアLF級決勝では公式戦で初めての「幸都子VS輪幸」が実現。「会場がすごく静かになって緊張した」と話す輪幸に対し「(3分×3ラウンドの)2ラウンド目あたりから楽しくなってきた」と振り返る幸都子。初戦から持ち味の前に出る強いボクシングを見せる妹相手に「ここは姉として負けられない、という気持ちだった」。伸びのあるストレートをかわしながらも積極的に手を出し、判定で勝利をつかんだ。輪幸は「相手が誰でも負けたのは悔しい(笑い)。(幸都子の)センスや技術は自分にはないものだけど、もっと練習して次は優勝したい」と力をこめた。

 幸希七は、「1つ勝てば、というくらいの気持ちでした」と笑うが、高校生20人の中を勝ち上がり、準優勝。「ここまで行くと、勝ちたい、って思う。来年はがんばります」と話した。

 三姉妹の夢は五輪金メダル。2009年に女子ボクシングが五輪種目として採用されて以降、日本からは出場すら果たしていない厳しい現状だが、「勝ちたい、という気持ちはどんどん強くなる」と輪幸。元プロボクサーの父・久吉さん(68)のもと、家族そろって夢を追う。(大津 紀子)

 ◆甲州三姉妹 7人きょうだいの仲田家で、競技を続ける次女・幸都子、三女・輪幸、四女・幸希七の愛称。3人とも小学校入学時からボクシングに親しみ、父・久吉さんの指導を受けながら世代別大会で日本一に輝いた実績を持つ。全員右ファイター。

ボクシング
注目トピック