高山勝成、東京五輪へ「まず代表切符」 大学スポーツ新聞コンテストにサプライズ登場

2019年1月14日15時0分  スポーツ報知
  • アマ用とプロ用のグラブを手に講演する高山
  • ゲストの高山勝成(前列右から5人目)とともにポーズを決め、笑顔を見せる各大学の学生たち

 報知新聞社・ナジック学生情報センター共催「ナジック杯第12回大学スポーツ新聞コンテスト」(協賛・ANAクラウンプラザホテル京都)の表彰式がこのほど、大阪市北区の読売大阪ビルで行われた。学内スポーツ新聞を発行する全国17大学が参加。最優秀賞(ナジック杯)と企画賞に明大、原稿賞に関学大、写真賞に同大、レイアウト賞に中大が選ばれた。またプロボクシング主要4団体の元世界ミニマム級王者で、2020年東京五輪出場を目指す高山勝成(35)=名古屋産大=がサプライズゲストとして登場し、学生と交流した。

 ゲスト参加した高山が、大学生相手に波乱万丈のボクサー人生を語った。17歳でプロデビューし、主要4団体の世界王座を獲得。「日本人が成し遂げていないことをやろうと思った」というのが、最大の動機だった。「公園の“青空ジム”で、木を相手にシャドーボクシングをした」と、国内未公認の団体で戦った当時の思い出も披露した。

 昨年10月、こちらも日本初となるプロからアマ選手への転向が実現した。プロとアマの違いを紹介するため、プロの8オンスグラブとアマ用の10オンスグラブを持参。「ナックル部分の厚さが違うでしょう?」と大学生の手に取らせ、パンチを放つと驚きの声が上がった。質問コーナーでは、昨年大みそかに行われた元世界5階級王者・メイウェザーと格闘家・那須川天心のエキシビションマッチについて聞かれ、「体重が5~6キロ違うし、那須川選手はヘッドギアを着けた上で、メイウェザーは16オンス、那須川は14オンスのグラブを着けるべき」と元王者らしい見解で学生を納得させた。

 プロとアマではルールが異なり、東京五輪の出場枠を取るのは容易ではない。「メダル云々より、まずは日本代表の切符を取ること。アマのスタイルをしつつ、プロの技術も残して戦う」と決意表明し、拍手を浴びた。

 ◆高山 勝成(たかやま・かつなり)1983年5月12日、大阪市生まれ。35歳。中学2年時にボクシングを始め、2000年10月にプロデビュー。05年4月にWBC世界ミニマム級王座を奪取。以後、WBA暫定、IBF、WBOの同級世界王座も獲得し、日本人初の主要4団体王者となった。17年4月にプロ引退し、昨年10月にアマ選手登録。名古屋産業大に在学している。158センチ、53キロ。

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