岩佐亮佑、再起戦で負傷判定勝ち！　王座返り咲きへ挑戦権獲得

◆プロボクシング▽ＩＢＦ世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦１２回戦　同級３位・岩佐亮佑―同級５位セサール・フアレス（１６日、米ロサンゼルス・マイクロソフトシアター）

　前ＩＢＦ世界スーパーバンタム級王者で同級３位の岩佐亮佑（２９）＝セレス＝が１６日（日本時間１７日）、再起戦を白星で飾った。同級５位セサール・フアレス（２７）＝メキシコ＝との挑戦者決定戦に臨み、１０回で２―０の負傷判定勝ち。昨年８月にＴＪ・ドヘニー（３２）＝アイルランド＝に敗れて王座陥落したが、米国デビューとなった再起戦で同王座への挑戦権を獲得した。

　前回８月の試合で距離を取るドヘニーに対し、覚悟を持って前に出られなかった岩佐は「次、変わらないと無理ですよ。『ザ・ボクシング』の殴り合い。それができないと（再起した）意味がない」と渡米前の練習で話していた。ドヘニーは１月に初防衛に成功し、次戦はＷＢＡ王者ダニエル・ローマン（２８）＝米国＝との統一戦の可能性もある。