拳四朗V5祝勝会 テレビ露出の少なさ反省 京口戦は最短で今年末か

スポーツ報知
昨年末に5度目防衛を果たしたWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(右)

 昨年末に5度目防衛を果たしたWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(27)=BMB=の後援会主催の祝勝会が20日、京都市内で行われ、約250人が出席した。無敗のV5にも王者は「知名度がまだまだ」と自虐的に苦笑い。トリプル世界戦で行われたV5戦は、自身の試合のテレビ中継が数秒のダイジェストしかなく、今オフのテレビ出演オファーもゼロだった。先日の母校・関大の祝勝会では、大学の先輩でタレントの元フィギュアスケート日本代表・織田信成(31)がゲスト参加してくれたといい「テレビ慣れされていて、しゃべりがうまかった」と脱帽。発奮材料とした。

 父の寺地永(ひさし)BMBジム会長は5月頃に国内でV6戦を予定しているが、詳細は未定。同じ関西出身のWBA世界同級スーパー王者・京口紘人(25)=ワタナベ=との統一戦については「実現しても年末」とした。拳四朗も「今やっても盛り上がらない。どちらも知名度が高くない」と現実的で「今年は3回防衛してV8したい。(著名アスリートが多数出演するフジテレビの)ジャンクSPORTSは定番、出たい」と全国区へ貪欲。2月から練習を再開しており、実力、知名度ともグレードアップを目指す。

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