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大仁田厚氏「高山選手とまたリングで顔を合わせたい」…金曜8時のプロレスコラム

2018年8月24日8時0分  スポーツ報知
  • 師匠・馬場夫妻が表紙の「Gスピリッツ」を手にプロレスを語る大仁田厚氏

 昨年10月に7年ぶり7度目のプロレス引退試合を行った元参院議員の大仁田厚氏(60)は、今年4月の佐賀県神埼市長選挙に初出馬したが落選し、そのまま神埼市に定住している。4年後の再出馬を目指すとともに、海外での事業展開など相変わらず多忙な日々を過ごしている。

 プロレスとは一線を引いているが、女子プロレス団体「スターダム」で活躍中の元アイドル・中野たむ(年齢非公表)が旗揚げする「スターダム★アイドルズ」(12月2日、東京・新木場1stRING)のプロデューサーに就任するなど、かつての弟子たちからのラブコールは多数あるようだ。

 引退から1年近くたとうとしている中、久しぶりにプロレス専門誌に登場した。「Gスピリッツ」(辰巳出版、1148円+税)の最新号「特集 馬場夫妻と全日本プロレス」で「“元付き人”大仁田厚が馬場夫妻を語る」というテーマでインタビューにこたえている。今年4月に亡くなった馬場元子さん(78)の初盆に合わせた企画だ。

 大仁田氏はインタビューで「昔、俺は『ニタ元子』と呼ばれていたんだよ。女房みたいに馬場さんと24時間一緒にいるから(笑)。養子になる話は、確かに1回だけあったよ。『馬場になるか?』と言われたんだけど、俺は答えずに合宿所に帰って、ずっと考えて…」などと熱く語っている。聞き手は熱血プロレスティーチャーこと元「週刊ゴング」編集長の小佐野景浩氏(56)だ。

 同誌の佐々木賢之編集長(46)によると、大仁田氏は「馬場さんのためなら」とノーギャラで取材に応じてくれたという。同誌では、ほかにも佐藤昭雄(65)、川田利明(54)、和田京平(63)、グレート小鹿(76)、キム・ドク(70)ら懐かしい面々が登場し、馬場夫妻について秘話を明かしている。

 小鹿&ドクの146歳コンビは、21日に後楽園ホールで行われた「PRO‐WRESTLING MASTERS」で、甦った海賊ガスパーズ(コリー&カリーwith将軍KYワカマツ)を相手にタッグマッチを行い、レスラーとして元気な姿を見せた。

 これについて、大仁田氏は「興味ないよ」とマスターズでのリング復帰には乗ってこなかったが、昨年5月にリングでの事故で頸髄完全損傷となり、首から下が動かなくなった高山善廣(51)を支援する「TAKAYAMANIA EMPIRE」が31日に後楽園ホールで開催するという話題には目を光らせた。

 「高山選手は電流爆破(デスマッチのリング)に頭から飛び込んでくれたプロレス魂の最高の選手。FMW軍とUWF軍の対抗戦を実現させてくれた恩もある」と高山の男気に共感している。2013年に元UWF系選手として初めて電流爆破デスマッチに登場。大仁田氏を破って初代爆破王にも輝いた。さらに藤原喜明(69)、船木誠勝(49)ら元UWF戦士に呼びかけ、FMW軍対UWF軍の対抗戦を実現させた。

 大仁田氏は「高山選手がリングに復帰できないはずはない。もう1回リングで顔を合わせたいですね」と引退した立場を忘れて言い切った。もしも高山がリングに上がることができるような奇跡が起きるのならば、大仁田氏が復帰しても、誰も文句を言わないだろう。(酒井 隆之)

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