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美人プロ・臼井麗香は愛されゴルファー 目標はイ・ボミ

2018年12月14日20時30分  スポーツ報知
  • 臼井麗香

 白いリボンで髪を結い、チャーミングな笑顔を振りまいた。美人プロ・臼井麗香(20)=フリー=だ。7月のプロテストでは2日目にベストスコアタイの64で回り、2度目の挑戦で5位合格を果たした。

 今月6、7日に開催された、人生に一度きりの新人戦・加賀電子カップ(千葉・グレートアイランドC)は通算1オーバーの10位で終えた。7日は20歳の誕生日。賞金30万円がかかった17番パー3では、ホールインワンを狙ったという。「全然違う所に飛んでしまいました」。大金ゲットとはならず、スコアも3バーディー、2ボギーの71と波に乗りきれなかった。「(誕生日で)もっとバーディーを取る予定だったんですけどね。でも、仲のいい同期との試合だったし、楽しんじゃいました」と笑顔で振り返った。

 試合で誕生日を迎えたのは人生初。表彰式後にはサプライズがあった。同期20人が臼井を囲んで円になり、「せーの!」の合図でハッピーバースデーを歌って祝福。臼井は口に手を当て、感激しきり。「昨日(6日)からフライングで友達からプレゼントももらったし、朝からみんなに『おめでとう』と言われてうれしかったですね」と喜んだ。

 美貌だけでなく、運動神経も抜群だ。3歳でダンスを始め、4歳から水泳も習った。小、中学時代は50メートルを7秒台で走り、学年1位。ゴルフ好きの父と祖父が「いずれはゴルファーに」と願い、9歳でゴルフを始めた。茨城の強豪・日本ウェルネス高ゴルフ部に進学し、同時に栃木の親元を離れた。高校1年時、栃木県女子オープンで優勝するなど、メキメキと力をつけた。

 誰とでもすぐに打ち解けられる性格。小学時代から試合で顔を合わせた同学年の畑岡奈紗、勝みなみ、小祝さくら、河本結らとは大の仲良しだ。臼井の母親は「人見知りもあまりないし、気さくな感じで、話しやすいのかもしれない」と笑って明かした。娘は「私より成績がいい人はいっぱいいるので、まずは並んで、いずれはみんなと優勝争いができるように頑張ります」と勝負の場ではライバル心を燃やす。

 来季は下部ツアーに専念。「その中で賞金争いをできるように(実力を)高めていきたいです」と意気込む。現在、プロとして初めてのオフ。レギュラーツアー出場も見据え「やることは決まっていて、一番はフィジカル面。1年中試合となるとだんだん落ちてくるので、体の質を高めたいです」と目標を設定した。

 大きな夢がある。「イ・ボミさんみたいになりたいです」。15、16年賞金女王のボミは、いつだって大会1、2の多くのギャラリーを引き連れてプレーする。「かわいい」と大好きなピンクをラッキーカラーにしているのもボミと同じだ。チャーミングな笑顔と親しみやすい人柄。スター性十分の臼井が、多くのギャラリーを湧かせる日もそう遠くない。(宮下 京香)

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