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三宅宏実、枕はオーダーメイド 体調管理で睡眠へのこだわり…リレーコラム

2019年2月9日11時0分  スポーツ報知
  • 三宅宏実

 先月、レスリング女子で五輪3連覇の吉田沙保里さんが現役を引退されました。私たちはともに04年アテネ五輪が初出場。本当に何でもできてしまう方で、周囲の空気もパッと明るくなる方です。「長い間お疲れさまでした」という気持ちと「沙保里さんの試合が見られなくなるのは寂しい」という思いが交錯しています。たくさん偉業を成し遂げられたので、きっと次の道でも輝かれるのでしょう。

 年末年始は、12月31日も1月1日も練習をしていました。あっという間に2019年になったな、と。2月にはタイで今年初戦があります。トータル185キロは最低上げられるようにして、今年末には国際大会での表彰台が見えてくる200キロを超えられるようにしたい。持病の腰痛はもう“お友達”ですから、痛みの幅を感じ取って故障しないように練習し、治療にもしっかり通ってコンディションを整えていきます。

 体調管理といえば睡眠も大切。最近、重い重量を扱った後は体がほてったようになって、午前2時~3時まで眠れなくなることもあるんです。緊張状態になってしまうけど、睡眠と疲労回復は切り離せないものがあります。枕は首から背中の形を測ってオーダーメイドしたものを使ったり、アロマをたいて香りにも癒やされたりしますね。

 今、どうしても直したいテクニックがあります。バーベルを下から上げるときに、股関節の力で床を蹴り上げるようにパワーを発揮する部分がどうしても弱い。課題といわれてきましたけど、以前はそれでも記録が出た。でも年を重ねるほど股関節回り、お尻の力を発揮しないと上がらなくなるんです。ごまかしが利かない。できずに心が折れることもありますが、改善できればトータル10キロくらい記録が上がると思っています。

 ◆三宅 宏実(みやけ・ひろみ)1985年11月18日、埼玉・新座市生まれ。33歳。初出場の2004年アテネ五輪女子48キロ級9位。12年ロンドン五輪同級で銀、16年リオ五輪同級で銅。父・義行さんは68年メキシコ市五輪フェザー級銅メダル、伯父・義信さんは64年東京、メキシコ市両五輪でフェザー級金メダル。147センチ。

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