小川Jr.リネールとの乱取り熱望「何が通用するかを試したい」

スポーツ報知
スペインでの国際合宿に出発した小川雄勢

 柔道世界選手権(9月・バクー)男子100キロ超級代表の小川雄勢(21)=明大、写真=が1日、五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)との乱取りを熱望した。スペインでの国際合宿へ成田空港から出発。海外の有力選手が集まる同合宿への出欠は不明だが、「何が通用するかを試したい。1回でも投げて危ないと思わせたり、少しでも嫌だなという印象をつけたい」と、参加を期待した。

 組み合う機会があれば、「全部見せるつもりでやります」。世界選手権を控え手の内を隠す選手が多いが、「やられた時には力不足を認めて練習すればいいし、(対策されても)さらに進化していくのが僕の目標」。貴重な海外勢との練習機会に全身全霊で挑む覚悟だ。

 阿部一二三(小川らと出発)「66キロ級のトップの選手とは1回は練習をしておきたい。海外の選手の情報も引き出しつつ、対策をしっかりできればいい」

 阿部詩(女子は羽田空港からスペイン合宿へ出発)「(リオ五輪52キロ級金の)ケルメンディ選手がいると思う。たくさんやって、今の自分の実力を知れたら」

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