17年11月の実業団対抗女子駅伝でのドーピング陽性を発表

2018年7月19日17時30分  スポーツ報知

 日本アンチ・ドーピング機構は19日、規律パネルの決定を公表。昨年11月に行われた陸上の全日本実業団対抗女子駅伝において、ユニバーサルエンターテインメント所属の中村萌乃選手(当時)が禁止物質のメテノロンに陽性反応を示し、1年3か月間の資格停止処分としたことを発表した。

 同大会における成績も抹消されるため、チームの5年ぶり優勝も取り消される可能性がある。なお、中村選手は昨季限りで既に現役を引退している。

 メテノロンは、大会2か月前に婦人科系疾患の治療に付随して受けた注射の中に含まれていたとみられ、競技力向上を狙った意図的な摂取は否定している。ただ、ドーピングに故意か過失かは関係なく、違反した事実自体が重い。陸上界では国家ぐるみでのドーピング違反が露見したロシアが、国際競技会の出場停止処分を受けた。競技者は食べ物やサプリメントなどへ、細心の注意が求められている。

 日本陸連の横川浩会長は「今回の裁定を厳粛に受け止め、日本陸上界がアンチ・ドーピングの徹底のために一体となって努力することの重要性を改めて認識し、今後このようなことが起こらないように更なる役割を担っていきたい」と再発防止を約束した。

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