羽田空港でフェンシング 太田雄貴会長が生解説

スポーツ報知
羽田空港内でフェンシング協会のイベントが開かれ、生の剣さばきを実演。太田雄貴会長(左奥)が解説した

 羽田空港でフェンシングのガチンコ対決が実現した。日本フェンシング協会の太田雄貴会長(32)らが28日、集めたマイルで競技団体を支援するプロジェクト「JALネクストアスリートマイル」のイベントの一環で、羽田空港内でフェンシングを実演した。

 特設スペースでは、男子エペで世界ランク10位の実力派、加納虹輝(早大)も登場して実際にエペの試合を披露。間近で見る鋭い剣さばきに、見守ったファンからも驚きの声が上がった。ポイントが入るごとに太田会長が解説を加え、フェンシングの魅力を伝えた。また、太田会長はVRゴーグルをつけ、自身の映像と“対戦”。現役時代を思わせる、軽やかな動きを披露した。

 東京五輪でも活躍が期待されるフェンシングだが、27日まで行われた世界選手権(中国・無錫)では、メダルはゼロ。太田会長は「非常に厳しい結果と受け止めるしかない。ただ、勝負は2年後。満足はないが、いい収穫はあったのではないか」と総括した。

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