阿部一二三、国際大会34連勝で途切れた借り世界柔道で返す

スポーツ報知
阿部一二三

 柔道世界選手権(9月・バクー)男子66キロ級で2連覇を狙う阿部一二三(20)=日体大=が29日、グランプリ・ザグレブ大会から成田空港に帰国した。準々決勝でアルタンスフ・ドフトン(モンゴル)に敗戦。敗者復活戦を勝ち上がって3位となったが、16年11月の講道館杯以来、約1年8か月ぶりの黒星に「勝たないといけないと守りに入っていた」と唇をかんだ。

 東京五輪を無敗で迎える目標も、国際大会の連勝も34で途切れたが、得るものも大きかった。「自分の豪快な柔道は、相手に合わせずガツガツいく柔道だと改めて気づかされた。この負けの借りを返すのは世界選手権しかない」と2連覇へ気合を入れ直した。

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