東海大1500メートル競技会でアジア大会代表の館沢がトップ「自分の走りできた」

スポーツ報知
東海大記録会1500メートルを制した館沢亨次

 陸上の東海大学種目別競技会1500メートルが1日、神奈川・平塚市の湘南キャンパス陸上競技場で行われ、18日開幕のジャカルタ・アジア大会日本代表の館沢亨次(3年)が3分44秒38で1位となった。残り150メートルで特別参加したケニア人のウィリー・ケモイ(コモディイイダ)を突き放した館沢は「欧州遠征で結果が出なくて少し自信を失いかけていましたが、きょうは自分の走りができました」と笑顔で話した。

 東海大は2日から長野・白樺湖周辺で夏合宿に入る。「今日まではトラック重視でしたが、明日から館沢以外は箱根駅伝をはじめ学生3大駅伝を目標に取り組んでいきます。それは全選手に伝えています」と両角速(もろずみ・はやし)監督(52)は話した。左くるぶし付近疲労骨折のため、6月の日本選手権(22~24日)を欠場した関颯人(3年)、7月のホクレンディスタンス網走大会2000メートル障害で負傷した阪口竜平(3年)は、大事を取って、この日の競技会には出場しなかったが、順調に回復し、練習に部分合流している。東海大は持ち味のスピードを武器に駅伝シーズンに向けての準備を始めている。

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