大橋悠依、女子200M個人メドレーで大会新 2冠達成「素直にうれしい」
スポーツ報知
◆競泳パンパシフィック選手権 第3日(11日・東京辰巳国際水泳場)
女子200個メは、大橋悠依(22)=イトマン東進=が2分8秒16の大会記録で、400個メとの2冠に輝いた。
大橋が女子200メートル個人メドレーでも勝利への執念を見せ、2冠を達成した。「最後、止まっちゃうかと思うぐらいキツかった」と息を切らしたが、地元開催の大声援を力に粘った。タイムは目標としていた自己ベストには届かなかったが、「応援に恩返しするために必死に泳ぎました。2冠は素直にうれしいし、タイムにも納得できた」と、ホッとした表情を浮かべた。
9日の女子400メートル個人メドレーでは途中でゴーグルに水が入るアクシデントを乗り越え、国際大会で初めて金メダルを獲得。昨年の世界選手権で銀メダルに輝いた200メートルは、「この種目は負けられない」という意地もあった。「この1年、苦しめられることの方が多かった」。平井監督に「スピードが上がらない」と不安を漏らしたこともあったが、日本選手団の女子主将として堂々たる結果を残してみせた。