ジャカルタ・アジア大会の開会式がスタート 日本のメダルラッシュ期待

スポーツ報知
開会式が行われるブンカルノ競技場

 第18回アジア競技大会は18日、ジャカルタのブンカルノ競技場で開会式が行われ、9月2日までの熱戦が幕を開けた。インドネシアでは56年ぶり2度目の開催となった。

 2020年東京五輪を控える日本は、4年に一度のアジアの祭典に史上最多762人の選手を派遣。開会式は気温約30度の中、午後9時(現地時間午後7時)から始まった。

 インドネシアの歴史や自然を表現する演出で開会式が行われた後、日本選手団は旗手を務めるソフトボール女子2008年北京五輪金メダル・上野由岐子投手(36)=ビックカメラ高崎=を先頭に、主将の陸上男子短距離・山縣亮太(26)=セイコー=ら163人(選手112、役員51人)が参加し、入場行進を行う予定。

 アジア・オリンピック評議会(OCA)加盟の全45か国・地域の約1万1000人の選手が参加。今大会では新種目のeスポーツなど五輪より多い40競技、465種目が実施される。19日に競技初日に挑む競泳女子の18歳、池江璃花子(ルネサンス)らに2年後に弾みをつける金メダル量産の期待がかかる。

 試合会場は首都ジャカルタと、海を隔てた南スマトラ州パレンバンで分散開催される。運営面では直前まで混乱が続き、サッカーでは出場国を間違えるミスで組み合わせの再抽選が行われ、競技開始日が前倒しされた。各競技会場でも開幕ぎりぎりまで設営作業が行われた。

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