萩野V2ならずも「2020年に向けて軌道に乗っている」

スポーツ報知
2位に終わった萩野公介(右)

 ◆ジャカルタ・アジア大会(20日)

 競泳男子200メートル個人メドレーは萩野公介(24)=ブリヂストン=が1分56秒75で2位に終わり、連覇を逃した。瀬戸大也(24)=ANA=は1分57秒13で4位だった。中国の汪順が1分56秒52で優勝した。

 萩野は平泳ぎまでは汪順に0秒91差をつけて順調なレースに見えたが、ラストの自由形でまさかの逆転を許した。「正直最後浮いてしまったというか、死んでしまった。まだ(自分の泳ぎに)ベースみたいなものがないなという感じを受けた」と悔しさをあらわにした。

 それでもこの日最後の800メートルリレーでは第3泳者として大会新(7分5秒17)での優勝に貢献。「久しぶりに自由形の中でリラックスできて強弱つけた泳ぎができた。やっとレースの中でコントロールができはじめた。苦しんでいる部分のひとつが解消された」と手応えも。「2020年に向けての軌道に乗っている感覚はある」と、前向きだった。

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