レスリング女子帰国 初のアジア大会金メダル0に川井梨紗子「どれだけ振り返っても悔しいのは変わらない」

スポーツ報知
アジア大会から帰国した女子レスリング代表

◆ジャカルタ・アジア大会 第5日(22日)

 2002年釜山大会から採用のアジア大会で初めて金メダルなしに終わった女子レスリングが22日、成田空港に帰国した。10月の世界選手権(20~28日、ハンガリー・ブダペスト)で、リベンジの金ラッシュを見せる。

 16年リオデジャネイロ五輪63キロ級金メダルで、今大会62キロ級銅メダルに終わった川井梨紗子(23)=ジャパンビバレッジ=は「悔しいですね。どれだけ振り返っても悔しいのは変わらないです」。世界選手権は59キロ級に出場する。「絶対優勝したい。ただ、世界選手権で優勝したとしても、この悔しさが晴れるかといったらそうではない。一生このまま残っていくと思います」。3年ぶりの敗戦を受け止め、悔しさを力に変えていく。

 17年世界選手権55キロ級金メダルで、今大会53キロ級銅メダルの奥野春菜(19)=至学館大=は「しっかり自分の実力を認めて、次へ向かってがんばっていきたい。世界選手権まで2か月あるので、自分が出来ることをしっかり全力でやりたい」。次は笑顔で表彰台に上がる。

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