4冠・池江璃花子もガッカリ!? 今大会のMVPはなし…スポンサー現れず

スポーツ報知
混合メドレーリレーは銀メダル(左から)青木智美、池江璃花子、入江陵介、小関也朱篤(カメラ・相川 和寛)

 アジア大会の最優秀選手賞(MVP)が、このジャカルタ大会では制定されない方針であることが22日、分かった。MVPは1998年のバンコク大会から韓国のサムスン電子がスポンサーとなり、記者投票で選出されてきたが、今回はスポンサーに名乗りを上げる企業が現状ではおらず、賞そのものが設定されていないという。

 日本勢は過去、98年に陸上の伊東浩司、02年釜山大会で競泳・北島康介が受賞。前回の仁川大会でも競泳4冠の萩野公介(当時東洋大)が選出され、賞金550万円をゲットしていた。北島、萩野はMVPを足がかりに五輪でも金メダルを取るなど、競泳陣にとっては特に縁起のいい賞。

 今大会でも池江璃花子がMVPを狙うと公言していた。池江は22日までに4冠を達成しており、十分MVPの条件に達していただけに、まさかの事態になった。

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