入江陵介、男子200背泳ぎで前人未到の4連覇ならず

スポーツ報知
入江陵介

◆ジャカルタ・アジア大会第6日(23日)

 競泳男子200メートル背泳ぎは、入江陵介(28)=イトマン東進=が1分55秒11で2位となり、アジア大会競泳史上初の4連覇はならなかった。50メートルは3番手で折り返し、100メートル時点で2番手に。ラスト50メートルで猛追を見せたが、1分53秒99だった中国の徐嘉余に競り負けた。「悔しい気持ちでいっぱいですし、う~ん、今は悔しい気持ちだけですね」と淡々と振り返った。

 ライバルの徐嘉余は50メートル、100メートルに続いて3冠。入江は「自分のレースに集中していた。(レース中に)気にはしていなかった。今すぐに分析するのは難しい。あしたもあるので終わってから評価したい。金メダルを取れるように頑張りたい」と気持ちを切り替えた。

 今大会初代表の砂間敬太(23)=イトマン東進=は、1分55秒54で銅メダル。「自分の思うようなレースができて本当によかった。いつも100~150メートルは少し苦手で落ちる。そこをしっかり泳げてよかった」と納得顔。「すごく良い夏になった。楽しかった。でも、まだ世界のトップには及ばないのでしっかり練習したい」と前を見据えた。

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