池江璃花子、食べたいのは「母のしょうが焼き」金メダル6個で凱旋帰国

スポーツ報知
アジア大会から帰国して笑顔を見せる(左から)青木智、池江ら競泳陣の選手たち

 ジャカルタ・アジア大会で日本史上最多の6冠を獲得した競泳の池江璃花子(18)=ルネサンス=が25日、羽田空港に帰国した。全身全霊を懸けて13レースを泳ぎ切ったスーパースイマーは、「おいしい日本食が食べたい。母のしょうが焼き」と、おふくろの味を渇望した。

 食の話になると、女子高生らしい笑顔がはじけた。「遠征から帰ってくるといつもしょうが焼きなんです。めっちゃ味が濃くてしょうがが利いている。それがご飯と合うんです」。母・美由紀さんの手料理が、何よりのごほうびだ。飛躍の今季を締めくくる来月の福井国体(15~17日)へ、スタミナを蓄える。

 自分の完成形を「10」とした場合の現在の数値は「7・5」と即答。「今回の全部は出せたけど、まだまだタイムは伸びるし、限界はないと思っている」と頼もしい。残りの「2・5」の伸びしろは、冬場の強化にかかっていると自己分析した。「順調に進んでいけば来年の世界選手権でメダルは取れる。目標を見失わずに頑張りたい」。見据える先は100メートルバタフライの世界記録と、東京五輪金メダルだ。(高木 恵)

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