小倉智昭キャスター、体操協会の会見に「しどろもどろの場面が…」

スポーツ報知
小倉智昭キャスター

 体操のバルセロナ五輪銀メダリストの池谷幸雄氏が30日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)に出演し、体操女子の世界選手権(10~11月、カタール)代表候補で、2016年リオ五輪代表の宮川紗江(18)が自身への暴力行為で日本協会から無期限登録抹消などの処分を受けた速見佑斗コーチ(34)に関する会見を東京都内で開き、処分軽減を求めた問題について見解を示した。

 宮川は会見で速見氏の暴力行為は認めた上で、改めて師事を表明。処分を下した日本協会の意図を「コーチと私を引き離そうとしている」と述べた。塚原千恵子・女子強化本部長(71)の関与を指摘し「権力を使った暴力。パワハラだと思う」と告発した。一方で体操協会も会見を開き、塚原氏へのパワハラへのコメントは避けた。

 今回の宮川の会見を池谷氏は「よく頑張ってくれたなということと、本当に勇気がいることだと思う、ここまでのことを言うことは。18歳の選手にとってどれだけの負担だったかというところですよね。ボクらとしても信じられないぐらい赤裸々に語ってくれたので、それは素晴らしいことだと思う」と示した。これを受けて小倉智昭キャスター(71)は「それに比べて体操協会の方の会見はしどろもどろっていう場面がありましたよね」と指摘すると、池谷氏は「残念としかいいようがなくて。ボクも体操協会の下の方で働いている人間ですけども。なんで昨日やってしまったのかとすごく感じる会見でした」と疑問を投げかけていた。

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