宮川紗江、塚原夫妻の呼び出しで「恐怖、頭が真っ白に」…2人は「協会の中で牛耳っているような存在」

スポーツ報知
宮川紗江

 体操女子の世界選手権(10~11月、カタール)代表候補で、2016年リオ五輪代表の宮川紗江(18)が30日、フジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜・後1時45分)の独占インタビューに応じ、改めて自身へのパワハラ問題について言及した。

 宮川は自身への暴力行為で日本協会から無期限登録抹消などの処分を受けた速見佑斗コーチ(34)に関する会見を29日に東京都内で開き、処分軽減を求めるとともに体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長(71)からパワハラを受けたと告発した。

 この日正午過ぎに安藤優子キャスターのインタビューに応じた宮川は、塚原本部長と塚原氏の夫で協会の塚原光男副会長(70)から受けたパワハラ行為について改めて振り返った。「副会長と本部長が2人で待つ部屋に呼ばれたという時点ですごく恐怖を感じたし、『五輪に出られなくなるわよ』っていう発言を受けて本当に頭が真っ白になった」とし、「もしかしたら、みんなほかの選手もこういう風に言われて、脅されてたんじゃないかなとか。これはやっぱり誰かに相談して、動くしかないのかなという風に思いました」と語った。

 宮川を呼び出した塚原夫妻の態度は「前のめりに段々なってくような。声も大きくなってきたし、最終的には2人でわーって言われるような感じ」だったという。夫妻については「自分が生まれる前から体操界に存在している人で、実績もあるし、すごいスターだった方達なんですけど、すごく権力を持っていて、協会の中ではその2人が牛耳っているような存在。みんな言ってます」といい、「暴力行為を理由にコーチと離されて、朝日生命に入れられてしまうのではないかっていうのが、私が思ったこと」と改めて話した。

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