【箱根への道】駒大、予選会&全日本Vで箱根勝率100%in長野・野尻湖

2018年9月1日12時0分  スポーツ報知
  • 小雨の中、走り込む駒大メンバー

 夏合宿特集第2弾は予選会(10月13日、東京都立川市=21・0975キロ)からの雪辱を狙う3チームだ。9年ぶりにシード権を失った駒大は上級生を中心に「2・5冠」達成へ着々。全日本大学駅伝予選会を2位で通過した国学院大、学生長距離界のエース・塩尻和也(4年)を擁する順大も本戦を見据えレベルアップを図っている。立川決戦まで43日。11枚の切符をつかむべく、死に物狂いの夏は続く。

 箱根駅伝で12位に沈み9年ぶりの予選会出場となる駒大だが、復活は近い。堀合大輔主将(4年)は「予選会優勝で0・5冠、全日本大学駅伝と箱根駅伝で2冠の『2・5冠』が今季のチーム目標。計算できる選手がそろいつつある」と力強い。これまで予選会&全日本を制したのは1996年度の神奈川大だけで、勢いそのままに箱根でも優勝している。立川決戦と伊勢路をトップで駆け抜ければ“箱根勝率100%”も夢ではない。

 長野・野尻湖合宿2日目には日中ながら気温18度と絶好のコンディションの中、1000メートル×10本を敢行。Aチームで10人以上がクリアし、大八木弘明監督(60)は「想定通り。あとはケガだけさせないように、こちらでブレーキを踏みながら」と手応えを示した。来月3日まで続く合宿の中で仕上げていく。

 4年生には箱根経験者が6人おり、戦力は本戦でも上位を狙える。中でも今季5000メートル13分台、1万メートル28分台に突入した片西景(4年)は「日本人トップでチームの1位通過に貢献したい」。決戦の地・立川は地元で「家族や恩師、友達も応援に来てくれる。無様な走りは見せられない」と気合十分だ。

合 9年ぶりの予選会に「経験することになるとは思わなかった」と話すのは箱根駅伝2区13位の山下一貴(3年)。「テレビで見たくらいで、どんな雰囲気なのか…」と不安もあるが「片西さんと勝負できる最後のチャンス。それに、日本人トップを狙う片西さんを追っていれば、おのずと結果もついてくる」と“打倒・片西”を掲げチームに刺激を与えている。53度目の箱根路へ、藤色のプライドが試される。(太田 涼)

 ◆箱根駅伝への道 95回記念の今回は例年より1増の予選会上位11校が本戦出場権を獲得する。前回優勝の青学大など上位10校と、関東学生対校男子1部の14~18年の5大会総合得点が最多で「関東インカレ成績枠」の日大は出場権を持っている。予選会の距離は20キロからハーフマラソン(21.0975キロ)に変更。各校登録14人の中から12人が一斉スタートし、上位10人の合計タイムで本戦出場権を争う方式に変更はない。出場資格も一部変更され、予選会開催前年の1月1日から申し込み期日前日の公認記録が5000メートル16分30秒以内か1万メートル34分以内だったが、今回から1万メートル34分以内だけとなる。

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