森末慎二氏、日本体操協会・具志堅幸司副会長「ぶっちゃけ、キライだったの」

スポーツ報知
超絶話術で会場を盛り上げた森末慎二氏

 2020年五輪・パラリンピックのボランティア説明会が31日、都内で開催され、84年ロス五輪の体操で金メダルを獲得した森末慎二氏(61)が講演。30日に日本協会が行った会見での真摯な受け答えによって一躍称賛を浴びた具志堅幸司副会長(61)について「ぶっちゃけ、キライだったの」と爆弾ジョークを繰り出した。

 ボランティア向けのスピーチなのに、冒頭から「いろいろあってテレビとかに出てて、コレが10本目の仕事。おかげて金メダル持ってくるの忘れてきた、すみません」と旬ネタを持ち出した森末氏。具志堅氏とは日体大で後輩だったといい「具志堅先輩は不器用で本当に真面目。こちらは器用で派手な感じ。まあそりゃ、水と油ですよ」と苦笑いを見せた。

 大学時代に2人とも偶然同時期にアキレス腱を切ったエピソードも披露。「一緒の病室はヤダって思っていたのに、病院側が妙な気を利かせて隣のベットにしてしまった」と笑わせ「先輩は寝ているのに鉄アレイだのチューブだの持ち出してトレーニング。僕にも器具を渡すもんだから、泣く泣くやらざるを得なくなって…」とトホホ顔。「おかげで退院したら上半身だけで8キロ増えていた。十字懸垂なんかビューンとできるようになった」とも話し、結局は具志堅氏に感謝していた。

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