宮川紗江、塚原夫妻の謝罪拒否 代理人弁護士「受ける必要はない」
スポーツ報知

体操女子で16年リオ五輪代表の宮川紗江(18)に暴力を振るい、日本協会から無期限の登録抹消などの処分を受けた速見佑斗コーチ(34)は5日、都内で会見し、宮川がパワハラと指摘した塚原千恵子・強化本部長(71)による朝日生命体操クラブへの引き抜き行為は「3回あった」と証言。また、千恵子氏には「怖くて何も言えなかった」と自身も圧力を感じていたことも告白した。宮川に対しては「つらい思いをさせている原因は全て私」と謝罪した。
また、宮川が塚原夫妻からの直接謝罪の申し入れを拒否したことが5日、分かった。代理人弁護士によると4日に宮川や家族と協議を行って「受ける必要はない」との結論に至り、塚原夫妻側にも書面で伝えた。
塚原夫妻は当初、宮川の主張の一部を否定していたが、2日に「私たちの落ち度が大きな原因」とのコメントを発表。「直接謝罪させていただきたい」との意向を宮川サイドに伝えていた。