速見コーチ、フジテレビの暴行動画を「記憶にあります」…「グッディ」の取材に「当初は昔の時代の感覚」

スポーツ報知
速見コーチ

 2016年リオ五輪代表の宮川紗江(18)に暴力を振るったとして日本協会から無期限の登録抹消などの処分を受けた元コーチの速見佑斗氏(34)が6日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜・後1時45分)の取材に応じ、フジテレビが独自に入手した速見コーチが3年前に宮川へ行った暴力行為の瞬間の映像について「記憶にあります」と事実を認めた。

 安藤優子キャスター(59)のインタビューを受けた速見コーチは、映像を見た上で「実際、ああいうことやったのは事実なので、普通に考えてあり得ないですよね」と振り返り、当時の状況を「状況まではちょっと記憶にないですけど、厳しかった時期でもありますね」と明かした。

 その上で暴行について「当初は昔の時代の感覚と言いますか、あんたが悪いんでしょっていう感じで、悪いというか原因があったんでしょうと」と振り返った。その上で今後、暴力行為について「周りが見て嫌な思いだったり、怖かったりとかする時点で暴力だと思ってこれからそういう風に考えるので、そう言った部分で宮川選手にも他の小学生も見たりしているので接して、その指導で結果を出してあげたいと思ってます」と誓っていた。

 速見コーチは5日に謝罪会見を行い、「私、速見佑斗は宮川選手への度重なる暴力行為によって不快な思いと恐怖を与えてしまったことを深くお詫びします」と頭を下げ、今後に向けて「一切暴力行為を行わないことを誓います」と述べていた。

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