体操協会・塚原光男副会長、坂上忍の直撃に宮川紗江は「日本の宝」速見コーチの独断指導にも言及

スポーツ報知
塚原光男・日本体操協会副会長

 6日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜・後9時)で、タレント・坂上忍(51)が日本体操協会の塚原光男副会長(70)に単独インタビューした。

 代表を務める朝日生命クラブで、坂上のインタビューに応じた塚原氏は、16年リオ五輪体操女子代表の宮川紗江(18)への暴力行為を認めた速見佑斗コーチ(34)について「我々がいるところではやっていなかった。ひどい時は周りの選手やコーチが恐怖を感じていたんです。そこで強く注意をしなかった、僕らの反省もあるんですけど」と言及。

 さらに2016年リオ五輪に帯同した際、速見コーチはチーム練習の時にも、独断的な指導を行っていたことを指摘。「突如、宮川選手を叱り出したり。チームの練習が上手くいかなくなった」と当時の状況を説明し「呼び出して『チームにしっかりと協力してもらいたい』と言った。その時は『はい、分かりました』と言っていたけど、去年のモントリオール(世界選手権)で同じことをやっていた」と明かした。

 塚原氏は「(宮川はモントリオールで)本来優勝してもおかしくない実力なのに、跳馬やゆかで7位だった。(速見コーチの指導で)足首を捻挫したみたいだし、このままじゃいけないと僕も感じた。彼女はすごい才能があるんですよ。日本の宝だから、環境を整えてあげたい」と見解を示した。

スポーツ

×