青学大・吉田が日本人トップも「自分でも出雲は出られないかも」

スポーツ報知
男子1万メートルは残り5周で青学大・森田(中央)が転倒。青学大・吉田(右)が3位で日本人トップとなった

 陸上の日本学生対校選手権第1日は6日、神奈川・等々力陸上競技場で行われ、男子1万メートルは吉田祐也(青学大3年)が29分47秒93で日本人トップの3位。レダマ・キサイサ(桜美林大3年)が28分28秒48で制し、日本勢12年ぶりの優勝はならなかった。

 吉田は優勝したキサイサとは1分19秒差だったが「2次合宿(8月24日~9月3日、岐阜・御岳)と3次合宿(10日~16日、新潟・妙高)の間で、練習の一環。想定通りのいいレースができた」と笑顔。序盤はペースを抑え、残り3000メートルからペースアップ。残り2000メートル付近でともにレースを作っていた森田歩希(青学大4年)が転倒するアクシデントもあったが「もうここは自分が行くしかない」と腹をくくって後続を突き放した。学生駅伝への出場はないが、今季は主力へ成長。駅伝シーズンへ向けて「過去5年で最も強いチームに仕上がっている。自分でも出雲駅伝(10月8日)には出られないかもしれないが、長い距離で勝負したい」と話した。

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