渡部香生子２冠で早大シード復帰に貢献　オフの楽しみは石垣島旅行

　◆競泳日本学生選手権　最終日（９日、横浜国際プール）

　女子２００メートル平泳ぎ決勝はアジア大会金メダルの渡部香生子（２１）＝早大＝が２分２４秒１８で１００メートルとの２冠を達成した。

　３日間１０レースの過酷な戦いを８００メートルリレーで締めた渡部は「本当にきつくてどうしようと思ったけど、泳ぎ切ることができてほっとしている」。シード復帰に貢献し、安堵の表情を浮かべた。最後のインカレを終え「一言では言い表せないけど、間違いなく私にとってかけがえのない４年間だった」と、大学生活を振り返った。

　来年から社会人として、３大会連続となる２０２０年東京五輪を目指していく。「五輪を目指していくにあたって、鍛え直さなければいけないところがある。少しだけお休みを取って気持ちを切り替えて、またコツコツとやっていきたい」

　今大会が今季最終戦。オフの楽しみは、友人との石垣島旅行だ。「あまり旅行もしたことがなくて、初めて友人と旅行に行くので楽しみ。オンとオフを切り替えて頑張りたい」。つかの間の休日で、来季へのリフレッシュをはかる。