塚原夫妻職務停止のワケ…「こんなに騒がせて継続ありえない」

2018年9月10日19時6分  スポーツ報知
  • 塚原光男氏と塚原千恵子氏の夫妻

 日本体操協会は10日、都内で臨時理事会を開き、16年リオ五輪女子代表の宮川紗江(19)からパワハラ疑惑で告発されている同協会の塚原千恵子強化本部長(71)と、夫の光男副会長(70)の2人を一時職務停止にすると決定した。期間は第三者委員会の調査結果が出て、理事会で処分が定まるまで。10~11月に行われる世界選手権(カタール・ドーハ)には、強化トップ不在という異例の体制で臨む。

 理事会は都内で約2時間半に渡って行われ、終了後に具志堅幸司副会長(61)、山本宜史専務理事(54)らが暫定処分を発表した。代表のコーチらにもヒアリングを行った上で決めた措置となり、具志堅副会長は「こんなに(世間を)騒がせて、本当に現場がスムーズにいくのか。(体制が)継続するのと、協会の判断と、どちらが国民、選手が納得するかを物差しに考えた。継続はあり得ない。結論が出るまでは、こういう判断が妥当」と説明した。世界選手権には、強化本部長の代行を立てるなどの方策を検討している。

 また、塚原副会長が今回の騒動について「(協会内の)権力闘争」などと発言していることについて、具志堅副会長は「全くそういう意識はない。理解できない。論点がずれている」と厳しく指摘した。

 協会側はこの日、宮川の代理人を務める山口政貴弁護士から第三者委の人選の再考を申し入れられたが、メンバー変更はしない方針だ。

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