小倉智昭キャスター、重量挙げのパワハラ疑惑に「えっ、またなの?って方が大勢いらっしゃると思う」

スポーツ報知
小倉智昭キャスター

 12日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、日本ウエイトリフティング協会で三宅義行会長兼女子日本代表監督(72)が、過去に元日本代表選手から指導方針を巡って訴えられていた事実を報じた。

 相次ぐスポーツ界の問題に小倉智昭キャスター(71)は「テレビごらんのみなさんも、えっ、またなの?って思う方が大勢いらっしゃると思います。今度は重量挙げですか?」とコメントした。

 協会は12日にもコンプライアンス委員会、15日に理事会を開いて今後の方針を決めるが、ヒアリングなどの調査を行う可能性が出てきている。

 協会の小宮山哲雄専務理事(57)の説明によると2015年8月、元代表選手が当時副会長だった三宅氏の指導について協会に訴え出たことにより、指導者も交えて会談を行った。いきすぎた指導があったかどうかの確認の意味も含めたものだったが、「その後何もなかったので、協会としては(事態は)収まっているという判断」(小宮山専務理事)で、“解決済み”と認識されていたという。

 だが、今月1日の常務理事会で、当事者ではない理事の1人が3年前の件を持ち出し、「事実かどうかを確認したい」と発言。その理事会でのやりとりが一部で報じられた。小宮山専務理事は「選手本人からは何も言ってきていないので…。なぜ話が出てきたのか、真意は分からない」と困惑しながら話した。

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