19歳の原田海 ボルダリング初V

スポーツ報知

 スポーツクライミングの世界選手権第9日は15日、インスブルックで行われ、男子ボルダリング決勝で、19歳の原田海(神奈川大)が初優勝した。前回2016年大会の楢崎智亜(22)=TEAM au=に続き、日本勢が2大会連続で同種目を制した。

 6人に競った決勝で原田は唯一、4つの課題全てをクリア。「実感は湧いていない。いつもなら決勝に残れて満足してしまっていたが、今回は違った。『よし、ここからだ』という気持ちになれた」と喜びを口にした。

 他の日本勢は、渡部桂太(25)=住友電装=が4位に入り、藤井快(25)=TEAM au=が5位だった。

 リード、スピード、ボルダリングを終え、20年東京五輪でも実施される3種目の複合で原田が1位、楢崎智が2位、藤井が4位となり、上位6選手による16日の決勝に進出。

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