複合で日本勢は男女ともメダル逃す 東京五輪へ課題

2018年9月17日1時35分  スポーツ報知
  • 複合で4位に終わった野口啓代

 ◆スポーツクライミング世界選手権 最終日(16日、オーストリア・インスブルック)

  2020年東京五輪で実施される複合が初めて実施され、女子でボルダリング銀メダルの野口啓代(29)=TEAM au=、男子はボルダリング金メダルの原田海(19)=神奈川大=がともに4位に入ったのが最高で、日本勢はメダルを逃した。

 日本勢が苦手とし、現在強化をはかっている第1種目のスピードでつまずいた。野口と男子のエース楢崎智亜(22)が、最初のレースでフライングで失格し、6人中最下位と出遅れた。女子の野中生萌(21)==ともにTEAM au=は3レース目で同じミスを犯した。

 野口は「まだまだすべての種目において実力が足りない。自分の得意とするボルダリングで1位をとることが絶対条件。3種目でひと回りもふた回りも成長しないといけない」と、課題を挙げた。原田は「日本人が正直強いと思っていたので、4、5、6位で終わってしまって残念。スピードが一番改善点が多い。総合的に強くなって東京で頑張りたい」と、2年後の東京五輪での巻き返しを誓った。

 スピード、ボルダリング、リードの3種目に臨み、各種目の順位を掛け算したポイントの少ない選手が上位となる。女子は野口が6、3、3位の54点で、野中は4、4、4位の64点で5位。男子は原田が4、5、3位の60点で4位。楢崎は6、3、4位で72点の5位、藤井快(25)=TEAM au=は3、6、5位で90点の6位だった。

 女子は19歳のヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が5点、男子はヤコブ・シューベルト(27)=オーストリア=が4点で優勝した。

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