青学Wエース林&森田はGMO 世界へ羽ばたけ!4年生ランナー進路特集

2018年9月28日12時5分  スポーツ報知
  • 青学大Wエース・森田歩希(左)、林奎介
  • 日大パトリック・ワンブィ(左)と山梨学院大ドミニク・ニャイロ
  • 順大・塩尻和也

 2018年度の就職活動も、残すところわずか。駅伝シーズンを前に、関東の大学4年生ランナーの進路も固まりつつある。箱根駅伝5連覇を目指す青学大の森田歩希(ほまれ)、林奎介はともにGMOアスリーツで世界を目指す。16年リオ五輪3000メートル障害代表で1万メートル学生歴代4位の塩尻和也(順大)は実業団の名門・富士通で競技を続ける。箱根路の先、学生ランナーの希望進路を特集する。

 駅伝シーズン目前。箱根駅伝まで100日を切り、学生ランナーの晴れ舞台が迫る。4年生ランナーは学生最後の大勝負を終えた後、来年4月から社会人として次のステージへ進む。一般の学生と同様、正式な内定日は10月1日以降。それでも、有力選手の多くは実業団チームを持つ企業から内々定している場合が多い。

 箱根駅伝5連覇を目指す青学大の“ダブルエース”2区区間賞の森田と、同7区区間新記録で大会MVPに輝いた林は進路先をGMOアスリーツに絞った。アトランタ、シドニー両五輪長距離代表の花田勝彦監督(47)が率いて、青学大の原晋監督(51)がアドバイザーを務めるチームで世界を目指す。青学大出身の一色恭志(24)、下田裕太(22)ら若手有望選手が所属し、森田と林にとっては大学時代と同様に先輩と競い合う環境が整う。

 東大の秀才ランナー近藤秀一もGMOアスリーツに進む予定。1浪して東大に入学した近藤は、同じ静岡県出身の下田と同学年で中学時代からのライバル。同じチームで刺激し合うことで相乗効果が期待される。学生NO1文武両道ランナーの近藤はGMOアスリーツに所属しながら、東大大学院に進学し研究・学問を継続するプランもあり、今後、関係者と協議を重ねる。

 学生長距離界のエース・塩尻は富士通で強さに磨きをかける。3000メートル障害を中心に活躍した仲村明(現・順大コーチ)や同種目日本記録保持者の岩水嘉孝(現・資生堂ヘッドコーチ)ら、順大から富士通へと進んだ偉大な先輩と同じ道を歩む。マラソンを主戦場とする鈴木健吾(23)や17年日本選手権5000メートル王者の松枝博輝(25)らが所属しており、種目を問わず日本トップレベルの選手が集う環境で高みを目指す。

 関東学生対校選手権男子1部1万メートルで3年連続1、2位の、パトリック・ワンブィ(日大)とドミニク・ニャイロ(山梨学院大)はNTT西日本で切磋琢磨(せっさたくま)しあいながら長距離王国・ケニア代表を目指す。留学生2人が同じチームに進むことは異例で、NTT西日本にとっても初めての外国人選手となる。拓大のワークナー・デレセは平松病院で競技を続ける。

 東京五輪まであと2年。それぞれが駆け抜けた4年間を糧に、ランナーたちは成長を目指す。箱根駅伝の創設理念は「世界で通用する選手を育成する」。箱根路の先の長い道を、思い思いに走ってほしい。

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