早大時代の恩師・渡辺監督、大迫傑の日本新を祝福「努力を惜しまない4年間だった」

スポーツ報知
渡辺康幸氏

 早大時代の恩師・渡辺康幸氏(現・住友電工監督)も大迫傑(すぐる、27)=ナイキ=の日本新記録を祝福した。「(佐久長聖高で大迫を指導した)両角監督から『強くなるためならどんなこともする。手はかかるし、反骨心もあるけど、必ず世界で戦う選手だから』と聞いていた。実際、努力を惜しまない4年間だった」と振り返った。

 大迫は設楽悠太(26)=ホンダ=が日本記録を更新した2月の東京マラソンをテレビ観戦していたが「彼は練習しない予定でしたが、よほど悔しかったのでしょう。観戦後、一人で35キロ走をしていたようです」と負けず嫌いな性格も大記録の原動力になった。

 来年9月には東京五輪代表選考レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が開催される。優勝大本命として臨むが「格上の選手がいないマラソンは初めてになるはず。そこでどんな横綱レースを見せてくれるか楽しみ」と期待した。(太田 涼)

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