マラソン日本新の大迫帰国「まだまだ上狙える。4分台も」

2018年10月10日16時16分  スポーツ報知
  • シカゴマラソンから帰国した大迫傑

 シカゴ・マラソン(7日・米イリノイ州シカゴ)で3位に入り、2時間5分50秒の日本新記録を樹立した大迫傑(すぐる、27)=ナイキ=が10日、帰国した。設楽悠太(26)=ホンダ=が2月にマークした2時間6分11秒を21秒塗り替え、6分の壁を破った2020年東京五輪のエース候補は「タフなレースでしたが、集中して走りきれた。終盤までトップ争いできたことも今後につながる」と手応えをつかんだ。

 ペースメーカー(PM)が安定せず、時折吹く強風にさらされながらも、先頭集団後方でレースを展開。記録より勝負にこだわったが「ラスト1マイルはどうしても記録が気になって…。時計を見る回数が増えました」と苦笑い。3度目のマラソンで、毎回自己記録を更新し、着実に世界との距離は縮んでいる。日本新記録にも満足せず「まだまだ上を狙える。4分台も目指さないといけないし、近づけると思う」と妥協はない。

 9日には来年4月のプロ転向を宣言した公務員ランナーの川内優輝(31)=埼玉県庁=が一足先に帰国し「僕は大迫君と違うレースを走っていたようなもの。強さを見せつけられた。2時間5分台で表彰台にも上がって、さすが」と完敗を認めていた。

 シカゴマラソンは1977年に始まった米国を代表する市民参加型大会で、世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」のひとつ。9月にエリウド・キプチョゲ(ケニア)が2時間1分39秒の世界新記録を樹立したベルリンマラソン同様にフラットなコースで記録が出やすい。02年大会では高岡寿成が3位ながら当時の日本最高(2時間6分16秒)をマーク。今大会では大迫が日本新記録をマークしたほか、藤本拓(29)=トヨタ自動車=が2時間7分57秒で東京五輪代表選考レースMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権を獲得した。

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